なぜQuickConnectを使うと外からアクセスできるのか

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Synology QuickConnectの仕組み

自宅に設置しているはずのSynologyNASサーバに、外からアクセスできるようになるのがQuickConnectだ。

QuickConnectの素晴らしいソリューションだが、では具体的にどうやってそれを実現しているのかを解説する。

SynologyNASサーバそのものがインターネットに公開されているわけではない

普通、外からアクセスできるのだからインターネットに公開されていると思うがQuickConnectはそうではない。

インターネットに公開していないのにインターネット(外)からアクセスできるわけ 

実は、

自宅に設置したSynologyサーバ自らがクラウドとの通信経路となるトンネル(通信が通る用の道)を作るために必用な通信をずっと出している。

これをセッションとかSSLトンネルとか、そういう言い方をするが

要は道だ

クラウド側にあるサーバと自身が通信できるように、道を作っている。

その道を通って、通信がやってくる。

この時、自宅のサーバが作っているのはSynology社が用意したクラウドサーバーとの道(通信経路)だけです。

つまり、あなたのスマホやPCではない。

あれ、じゃあどうやって私のスマホは自宅のサーバにアクセスできるの?

あなたは、直接ご自宅のサーバにアクセスしているわけではありません。

あなたがアクセスしているのは、Synology社が用意したクラウドサーバーです。

その、クラウドサーバーは、前述の通り、あなたのSynologyサーバが作ってくれた道をもっています。

その道を通って、クラウドサーバーを経由して、自宅のSynologyNASサーバにアクセスできるというわけだ。

なるほど、ではSynology社からも私の自宅にあるSynologyNASサーバにアクセスできるのですか?

正解です。

そうすることによって、あなた”も”外出先からスマホやPCで、ご自宅のサーバにアクセスできるメリットを享受できる。

素晴らしいソリューションだ。

Synology社のソリューション以外にも同様のソリューションがあるが、便利なサービスを安全に使えると素晴らしい。

安全に使うためのポイントをいくつか

信頼できるメーカーであるか

漏洩するとまずいデータを扱うのか

利用規約におかしなことは書いていないか

ITはセキュリティと利便性のバランスが重要だ。

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