evernoteのクラウドじゃない版ってありますか？
あります。
Evernoteは素晴らしいクラウドサービスですが、唯一欠点があるとしたら課金され続けることでしょう。
よく使った月も、全く使わなかった月も同額です。
またクラウドサービスである以上、そこに書き込まれるデータはある程度共有された状態にあります。
だれもが自由にアクセスできるわけではないですが、第３者が容易したシステム上にデータを置くわけですから、共有されている状態となるわけです。
プライベートな個人の情報であるならば、自宅で管理しているほうがいいのではと考える人には、SynologyのNoteStationが圧倒的に向いています。
Synology NoteStation
とっても便利なNoteStationの解説をします。
インストール方法は、いつものパッケージマネージャから
Synologyはブラウザベースで管理ができ、パッケージマネージャという標準の機能があるので、そこからインストールできます。
iPhoneでいうところの、アップストアみたいなイメージです。
起動すると、こんなイメージ
上記画像をみてもらうと、たんにメモを書くだけではなく、装飾系の機能も標準で備わっています。
動画が画像を埋め込むことができるので、プライベートな日記帳のような感じでも使えます。
Evernoteでやっていることをほぼ同じことができるのではと思います。
iPhoneアプリもある
個人的にお気に入りなのが、Synologyがブラウザベースなのでブラウザでも閲覧できますが、専用のスマホアプリもあり、更に使いやすい点です
スマホアプリだとDS Noteという名前で検索すればでてきます。
実際インストールしてみました。
DS Noteインストールのながれ
①アップストアで「DS Note」をインストール
②通知設定をするかどうか。お決まりの項目ですね。
③これは長いですが一応読んでおきましょう
④ログイン画面。SynologyNASサーバはローカルに置いているのでローカルIPをターゲットにします
⑤考え中、しばらくすると
⑥ログイン後。沢山のメモとフォルダが見えます。まさにEvernote
⑦スマホでメモってサーバへ同期
自宅はもちろん、外からもアクセス可能
QuickConnectを使えば外出先からアクセス可能になります。
QuickConnectを使うかどうかは自由なので、自宅にいるときだけアクセスできるようにしたい場合はそれでもいいです。
Note Stationのおススメポイント
コストパフォーマンスが高い
Evernoteはサブスクビジネスなので、ちょろちょろ課金されます。
Synologyは最初に購入する時は高いですが、NoteStation用途で別途費用がかかるわけではなく、そのまま自宅のファイルサーバ兼メモ帳になってくれます。
個人的には既に１０年以上使っているので、Evernoteと比較した時のコスパは計算するまでもなく、です。
データを一か所に集約できる
普段からEvernoteを使っている人はおそらくGoogleスプレッドシートを使ったり、iCloudも使っていることが多いのではないでしょうか。
クラウドが便利なのでEvernote以外もビシバシ使ってる人が多いと思います。
そしてそれぞれ個別に課金されているかもしれません。
あちこちデータが散らかってお金もかかるならコスパわるいですね。
それならいっそ一つのSynologyに集約した方がデータがバラバラになくて済みます。
高機能
文字装飾の機能、画像・動画の埋め込みができるので、単なるメモ帳のレベルを超えたことができます。
あまりに高機能なので、私の場合、もう手書きのメモ帳が使えなくなりました。
手書きでURL書いたり、画像書いたり、まして動画は無理。
その点でも、最強のメモ帳です。
データは自宅のファイルサーバにのみ保存される
Evernoteの場合、データはクラウドに保存されます。
よってクラウドに保存してはいけない情報については、Evernoteにデータを残すのはかなりリスクです。
個人情報であっても、Evernoteのサーバからいつどこで漏洩するかわからないので危険です。
でも自宅のファイルサーバならインターネットからダイレクトにアクセスされる可能性はないので、安全です。
デメリットは
最低限のITリテラシーは必要
Evernoteの最大のメリットは何も考えずに契約すれば即使えることですね。
逆に言うとその分、コストがかかるということです。
SynologyNoteStationのデメリットは、ITが全く分からないという方にとってはハードルが高いです。
自分にとって最適なソリューションがクラウドなのか、Synologyのようなオンプレなのか、選択できるって素晴らしいですね。
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